観峰館 新館オープン記念 特別企画展「華麗なる清朝後期の書画ーラストエンペラーの時代ー」

 観峰コレクションは、日本習字創立者の原田観峰が収集した二五,〇〇〇点におよぶ資料群で、その大部分を中国近代書画が占めています。このコレクションを収蔵する観峰館は、開館20周年にあたる本年十月に新館をオープンしました。オープニング記念展として「特別企画展 華麗なる清朝後期の書画―ラストエンペラーの時代―」を開催いたします。

 観峰コレクションの中国書画は、その制作年代がほぼ清時代後期から民国時代に集中しています。この時代は、太平天国(たいへいてんごく)の乱や欧米列強の侵略、辛亥革命(しんがいかくめい)や日中戦争と、歴史的に不安定な情勢が続いた反面、中国文化の精華ともいえる書画作品はむしろ活発に制作されており、見る者の目を引く華麗な作品が多くあります。

 この激動の時代を象徴するキーパーソンとして「ラストエンペラー」愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)を選び、彼の生きた時代に活躍した人たちの書画作品を一堂に展示します。歴史の奔流の中で華咲いた書画作品をご覧いただき、この時代の人びとの息吹を感じていただくとともに、観峰コレクションと新しい観峰館をご覧いただければ幸いです。
なお、展覧会の開催にあたり、東京国立博物館ならびに早稲田大学會津八一記念博物館より、貴重な作品を借用いたしました。また、東近江市教育委員会と、京都新聞、中日新聞社、読売新聞大津支局の各社からもご後援をいただきました。この場を借りて心から御礼申し上げます。

東近江市五個荘 観峰館

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