建部大社宝物殿

全国でも珍しい、恥じらいを見せる女神像
03-1
 俵藤太(たわらのとうた)の百足(むかで)退治の伝説で名高い瀬田の唐橋の500m東に位置する近江国一の宮(その国を代表する第一位の神社)建部大社境内の一角にあり、社宝の木造女神坐像をはじめ、春夏の祭礼に使用する御輿や古文書、出土品等が展示保管されている。

 瀬田の唐橋は近江の要衝であったため、社はたびたび戦乱に焼け、古神宝はほとんど焼失してしまったという。戦乱の世においては武将たちの信仰が厚く、源頼朝が14歳で伊豆に流される途中、社参詣し、また源氏再興のため上洛の際、再び社を訪れ、幾多の神宝と神領を寄進したとの史実が残る。社宝の木造女神坐像(高さ約31cm)はその両脇に小女神坐像を従え、いかにも愛らしい様子である。右袖で口元を覆う仕草は、これまで恥じらいの姿と見られていたが、女神は日本武尊の妃と伝えられることから、武尊の死を嘆き悲しむ妃とお子たちを象ったものではないかとする説もある。3体とも平安時代の作とされ、国の重要文化財に指定されている。また、女神坐像の隣には同じく平安時代の作とされる男神坐像が安置されている。

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所:大津市神領1-16-1
時:9:00~16:00
休:(要予約)
¥:大人200円
TEL:077-545-0038 FAX:077-545-2438
P:50台(建部大社)
交:JR琵琶湖線「石山駅」からバス10分「建部大社前」下車すぐ
大津市神領1-16-1
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