近江神宮時計館宝物館

「時」を忘れて鑑賞したい名品・珍品の数々

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 近江神宮がある一帯は、飛鳥時代に天智(てんじ)天皇が造営した都、大津京の旧跡にあたり、皇紀2600年にあたる、昭和15年(1940)にこの地に近江神宮が創建された。 近江神宮の祭神である天智天皇(中大兄皇子)(なかのおおえのおうじ)は、大化の改新を行ったことで知られる。 それに続く「近江令」の制定、戸籍制度の実施などその実績は多く、日本で最初に時報制度をつくったことから、「時」の神様としても崇められてきた。 これにちなみ、昭和38年(1963)に境内地に開館。

 1階には、完全な形盤で現存する日本で唯一の垂揺(すいよう)球儀をはじめ、櫓時計など江戸時代の技術の粋を尽くした時計、その他欧米製のものも含め約100点、2階には近江神宮御創建時より伝わる宝物が展示されている。 館を出た神宮境内にも、日本最初の時計「漏刻」(ろうこく)の復元模型や4000年前に中国で使われた龍型の火時計、世界最高精度の日時計などがある。

 「日本書紀」に天智10年(671)4月25日「始めて候時(とき)を打ち、鐘鼓を動す。始めて漏刻を用ふ」という記述がある。 天智天皇が、大津京内裏に「漏刻(ろうこく)」と呼ばれる水時計を作り、鐘太鼓を鳴らして時を打ち、人々に知らせたというのだ。これが日本時報制度の始まりとされる。 以後、全国の鎮守府にも漏刻が設置される。

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所:大津市神宮町1-1
時:9:30~16:30(最終入館は16:00まで)
休:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
¥:大人300円、小人(小学生まで)150円
TEL:077-522-3725 FAX:077-522-3860
P:100台(近江神宮)
交:京阪電鉄石坂線「近江神宮前駅」から徒歩10分/JR湖西線「大津京駅」から徒歩20分/JR「大津駅」からバスで「近江神宮前駅」下車
大津市神宮町1-1
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