MIHO MUSEUM

MIHO MUSEUM

信楽の穏やかな山並みに抱かれた美術館

 MIHO MUSEUMは、1997年11月に琵琶湖の南、自然豊かで風光明媚な湖南アルプスの山中に誕生しました。建築設計は、パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッド、カタール・ドーハのイスラム美術博物館等で世界的に知られるI.M.ペイ氏によるものです。設計のテーマは「桃源郷」。東晋の詩人、陶淵明の漢詩「桃花源記」に描かれた、道に迷った漁夫が仙境の楽園―桃源郷に辿り着くという物語を、構想・設計・建設に6年の歳月をかけて、信楽の地に実現しました。
 レセプション棟から、枝垂れ桜の並木道、一条の光を映す銀色のトンネル、深い谷を越える吊り橋を経て美術館棟に至ります。美術館棟は、「自然と建物と美術品」 「伝統と現代」 「東洋と西洋」の融合をテーマに、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも豊かな森を復元しています。幾何学模様が織り成すガラス屋根からは、明るい自然光が降り注ぎ、訪れる人々をやさしく包みこんでくれます。
 所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、南アジア、中国などの古代美術と、仏教美術や茶道美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて約3,000件からなります。その質の高いコレクションは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、オーストリア・ウィーン美術史美術館、オランダ・ライデン国立古代博物館などで公開され、海外からも高く評価されています。
 展示は、南館では地域別に設けた4つのギャラリーでMIHOコレクションから選りすぐった世界の古代美術を、北館では春、夏、秋の開館ごとに内外からの出陳を加えたテーマ性を持った特別展を開催しています。
 イベントとしては、特別展に関連した講演会やシンポジウム、子ども向けのワークショップや美術品にまつわるストーリーテリング、ボランティアによる展示解説、春、秋に演奏家を招いてのコンサートなどを定期的に開催しています。
館内に3店舗あるミュージアムショップでは、特別展図録やコレクションに関連したオリジナルグッズ、オリジナル音楽CD、オリジナル絵本、イタリアのワイナリーとの提携で作られたオリジナルワイン、作家による様々な作品などを販売しています。
 レセプション棟にあるレストラン「Peach Valley」、美術館棟にある喫茶「Pine View」では、人為的な肥料、農薬を一切使わず、自然の堆肥(落ち葉、枯れ草など)だけで土を育て、自家採取された健全な種から育てられた秀明自然農法食材を使用しています。この農法を実施する海外を含む農家や団体から送られてくる野菜、米、小麦、豆類、果物、紅茶、日本茶などの厳選食材とともに、味噌、醤油、塩、砂糖、オリーブオイルなどの調味料もほぼすべてが無肥料・無農薬の農法で作られたものを使用しています。豆腐をはじめ、パン、ケーキ、和菓子、うどん、そば、ジュースなども当館自家製です。薫り高く滋味あふれる素材を活かしたお料理、スイーツ、お飲物をご賞味ください。

一押しポイント!
オリエントから日本に亘る古代美術の名宝に出合えます。I.M.ペイ設計による自然と一体化した建築も見所です。
ご案内
所:甲賀市信楽町田代桃谷300
時:10:00~17:00(入館は16:00まで)
休:開館中の毎月曜日(祝日の場合開館、翌平日休館/春・夏・秋の季節開館)
¥:一般1100円 高・大生800円 小・中生300円(20名より各200円引)
TEL:0748-82-3411 FAX:0748-82-3414
P:150台、大型20台
交:JR琵琶湖線「石山駅」から帝産バス約50分/新名神「信楽IC」から車で約15分

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甲賀市信楽町田代桃谷300
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