今回の企画展では、甲賀市内に所在する2つの遺跡について、最新の発掘調査の成果をもとに紹介します。
貴生川遺跡(水口町貴生川)は、弥生時代から安土桃山時代までの遺跡です。これまでの発掘調査により、平安時代末から安土桃山時代にかけて、集落から居館、そして城館へと変遷していった過程が明らかになりました。
東山遺跡(信楽町黄瀬)は、奈良時代中頃の遺跡です。周辺には紫香楽宮に関連する遺跡が集中しています。今回の発掘調査では、古代の宮殿や官衙(役所)に相当する、超大型の掘立柱建物跡が確認されました。
甲賀市がおこなっている発掘調査の最新の成果を、観覧者のみなさまに広く知っていただきたいと思います。ぜひご観覧ください。
■期間
平成30年8月4日(土)~10月3日(水)
■開館期間
10時~17時(休館日:木・金曜日)
■場所
甲賀市水口図書館・水口歴史民俗資料館ロビー(滋賀県甲賀市水口町水口5638)
■観覧料
無料
■主催
甲賀市教育委員会・甲賀市水口歴史民俗資料館
発掘速報展2018開催 甲賀市水口歴史民俗資料館