栗東歴史民俗博物館と市民学芸員の会では、市民学芸員が研鑽を積むと同時に、市民学芸員だけではなく広く市民の方々に歴史や文化に親しんでいただくとともに、市民学芸員の会の活動を知っていただくことを目的として、市民学芸員の会公開講座を開催してきました。
その第14回となる今回の市民学芸員の会公開講座は、「信長の宗教政策―阿弥陀寺の位置付け―」と題して開催します。
栗東市東坂の阿弥陀寺は、応永20年(1413)、栗太郡河辺(栗東市川辺)出身の僧・隆堯を開祖とします。室町時代・戦国時代には近江の浄土宗寺院の中核を担っていましたが、天正6年(1578)、織田信長に見込まれた阿弥陀寺8世・応誉明感が安土の浄厳院に移されたことで、その地位を失うこととなりました。
この公開講座では、日本の歴史上で大きな役割を果たした戦国大名・織田信長の宗教政策の中で、阿弥陀寺(栗東市東坂)が果たした役割を考えます。
なお、この公開講座は、栗東市ボランティア観光ガイド協会との共催事業として開催します。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
栗東歴史民俗博物館市民学芸員の会についてはこちらのブログをご覧下さい。
→ http://rittoigaguri.blog.jp/
講師:兼康 保明 さん(考古学者)
日時:6月18日(日曜日)13時30分から
参加費:200円(資料代)