茅葺き古民家・灯台の蔵(登録文化財)を一般公開
代々地元庄屋を務めてきた平入り茅葺母屋は、合掌三階建の江戸時代後期・寛政3年(1791)築で、「大浦型」と呼ばれる民家の典型とされる。 明治期には戸長役場にあてられ、以後は観光地の土地柄から民宿となってきたが、マキノ町へ調査に訪れた民俗学者がこれを見て「室町期の京都の民家に類似しており、非常に貴重なもの」と指摘したことから、家屋全体の一般公開を目的に、昭和50年(1975)に民俗資料館、平成25年(2013)に白谷荘歴史民俗博物館と改めた。
江戸時代には寺子屋の場となり、明治期には尋常小学校の分校としても用いられた母屋には、延宝9年(1681)刊の辞書から、寺子屋で学ぶ子供が先生の教えを書き取ったノート類まで読本・教科書の類が1000冊ほど保存されていた。 これに触発されて、県内のみならず全国的な収集に取り組んできた。 現在10,000点をこえる小学校関連資料を収蔵する滋賀県内唯一の学校歴史博物館であり、鉄道に関する記述、地震に関する記述などを集め、企画展もおこなっている。敷地内には国内最大級の巨木の安寿と厨子王にまつわる伝説の「白谷の夫婦ツバキ」もある。(日本ツバキ協会認定 2017-2号)
ご案内
所:高島市マキノ町白谷343
時:9:00~17:00
休:不定休
¥:大人500円、小中高生300円
TEL:0740-27-0164 FAX:0740-27-1000
P:20台程度
交:JR湖西線「マキノ駅」から湖国バス利用「白谷」下車、徒歩約1分
時:9:00~17:00
休:不定休
¥:大人500円、小中高生300円
TEL:0740-27-0164 FAX:0740-27-1000
P:20台程度
交:JR湖西線「マキノ駅」から湖国バス利用「白谷」下車、徒歩約1分
高島市マキノ町白谷343