壬申の乱1350年記念企画展「大友皇子と壬申の乱」大津市歴史博物館

 本年は、672年の壬申の乱から1350年という節目の年です。この乱は、大津へ都を遷した天智天皇の後継をめぐり、天智の弟・大海人皇子と天智の子・大友皇子が争いました。『日本書紀』によると、決着となる戦いは大津の瀬田橋でおこり、その後、大友皇子は「山前」の地で亡くなったとされます。
 本展では、関連地域の考古資料・歴史資料から、壬申の乱の経過を追います。また、明治時代に大友皇子が弘文天皇とされ、その陵墓が大津の長等の地に決定された経緯や、各地の陵墓候補地・大友皇子伝承についても関連資料を展示して紹介します。

PAGETOP