栗東歴史民俗博物館

Ritto History Museum

幅広い分野から、栗東の歴史と文化を紹介

 名神高速道路栗東インターチェンジのすぐ南方にあり、平成2年(1990)にオープンした博物館。栗東市立図書館や栗東自然観察の森など、栗東市の文化施設が集まる一帯に立地している。
エントランスホール正面には狛坂磨崖仏(複製品)をシンボルとして展示。栗東市南部の金勝山中にある実物と同じ大きさの巨大な石仏が、来館者の皆様をお出迎えする。
 展示室は2つあり、第1展示室の通史展示「栗東の歴史と民俗」では、縄文時代から近代に至るまでの栗東のあゆみと、民俗行事を紹介している。一方の第2展示室では、年間数本、テーマをしぼった展覧会を開催。シンボル展示に代表されるような仏教文化や神道美術のほか、古代の栗東のすがたを明らかにする考古資料、東海道・中山道といった街道沿いに花開いた文化や、辻村鋳物師の作品など、幅広い分野から栗東の歴史を感じることができる。
 また、敷地内の移築民家旧中島家住宅(国の登録有形文化財)では、かまどでの炊飯体験などの様々な事業を通じて、歴史や昔のくらしを体験的に学ぶ機会を提供している。

一押しポイント!
栗東市辻を本貫地とし、江戸時代に全国各地で活躍した辻村鋳物師。ロビーでは、辻村鋳物師が作った梵鐘が、来館者を出迎える。
ご案内
所:栗東市小野223-8
時:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休:月曜日(祝日・振替休日を除く)、祝日・振替休日の翌日(土・日・祝日を除く)、年末年始(12/28~1/4)、展示替のための臨時休館
¥:無料(特別展開催時には観覧料が設定されることがあります。)
TEL:077-554-2733 FAX:077-554-2755
P:20台
交:JR琵琶湖線「草津駅」からバス「図書館・博物館前」下車、徒歩1分
JR草津線「手原駅」から徒歩30分。

※現在新型コロナウィルス感染症対策の一環として移築民家旧中島家住宅での事業は中止しています。土日祝日を中心にかまどに火を入れており、その様子は見学していただけます。

 ホームページ

栗東市小野223-8
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