佐川美術館

巨匠の魂が宿る芸術の社(やしろ)
17-2
 水に浮かぶ美術館のイメージをもとに設計された館は、先鋭な切妻屋根を持ち、周囲を水が取り巻く。 ここは佐川急便創業40周年を記念してできた企業ミュージアムで、日本画家平山郁夫氏、彫刻家佐藤忠良氏、陶芸家樂吉左衞門氏の作品を中心に展示している。 2棟からなる本館と地下展示室を有する別館の1棟ずつが各作家の展示棟で、それぞれ作家自らが展示テーマを掲げる。 平山氏のテーマは「平和の祈り」。 「仏教伝来」シリーズ、「シルクロード」連作など、現在、日本画壇の最高峰として知られる。 一方の佐藤氏は「ブロンズの詩」がテーマ。 見知った人間を繰り返しモデルにし、愛情のこもった眼差しから生まれる作品は、たおやかでいてどこか無邪気。 樂吉左衞門氏は「守破離」がテーマ。 作家自身が自らの作品と茶の湯空間を演出する。

 館が平山氏の作品を展示するに至ったのは、氏の作品に砂漠を行き交うキャラバンが幾度となく登場し、氏が「平和な世の中において物資は行き交う。 キャラバンは平和の象徴でもある」とする点が、佐川急便の活動に通ずることに由縁する。

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所:守山市水保町北川2891
時:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替休館有
¥:一般1,000円、高大生600円、中学生以下無料(要保護者同伴)
TEL:077-585-7800  FAX:077-585-7810
P:70台(美術館入館者は無料)
交:JR琵琶湖線「守山駅」からバス約30分「佐川美術館」下車/
  JR湖西線「堅田駅」からバス約15分「佐川美術館」下車
滋賀県守山市水保町2891
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