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滋賀県博物館協議会は、県内の博物館施設(美術館・資料館なども含む)相互の連絡を図り、博物館活動を通じて県民文化の振興に寄与するために、公私の別・規模・分野などさまざまな特色ある博物館がその社会的使命の達成のために協力することを目指しており、現在70館(2023年6月現在)が加盟しています。
「滋賀県博物館協議会」という名前の組織は1969(昭和44)年に発足していますが、一旦自然消滅してしまい、1982(昭和57)年に再発足して現在に至っています。事務局は、再発足当初は 滋賀県立琵琶湖文化館が担当し、 滋賀県立近代美術館、滋賀県立琵琶湖博物館、長浜城歴史博物館、草津宿街道交流館へ引き継がれた後、 現在は滋賀県立美術館が担当しています。
協議会の事業方針は毎年開催される総会や随時開催される理事会で決定されますが、実際の日常運営は加盟館から選出された「研修委員会」「広報委員会」「記念事業委員会」を中心に進められています。 毎年、研修会(新館見学会・シンポジウム)を開催すると共に、広報誌「しが県博協だより」を発行しています。 研修会は、基本的には加盟館の職員を対象として行われていますが、内容によっては一般の方にも公開する形で実施する場合もあります。
滋賀県博物館協議会
登壇者:木村至宏(成安造形大学 名誉教授) 石丸正運(美術史家・名都美術館 館長) 八杉淳(滋賀県博物館協議会 会長)
加盟館からのお知らせ

テーマ展「井伊家と能ー大名文化の精華ー」彦根城博物館
能が幕府の式楽に定められ、諸藩でも盛んに行われた江戸時代、彦根藩井伊家においても喜多流の能が浸透し、当主やその子弟、家臣らも謡や鼓などを嗜みました。大名家と能の関りを、華やかな能道具、井伊家伝来の古文書とともに紹介します …

小地域展「目川の歴史と文化」(3月8日土曜日から5月11日日曜日まで)栗東歴史民俗博物館
栗東歴史民俗博物館では平成12年度から毎年度、市内のひとつの大字を取上げ、その歴史と文化を紹介する展覧会(小地域展)を開催してきました。今回は治田地域から、目川地区を取り上げます。 【関連企画】 ・展示解説会 3月8日 …

特別公開「雛と雛道具」彦根城博物館
井伊家13代直弼の愛娘弥千代(1846~1927)の大揃いの雛道具を、地元の旧家に伝来した古今雛や御殿飾りなどとともに一挙公開。春の訪れを告げる恒例の展示です。 開催期間:令和7年2月22日(土)~3月16日(日) ※3 …

テーマ展「吉祥ー招福の意匠ー」彦根城博物館
松竹梅や鶴亀、鳳凰さらには扇から唐子まで、日本では、多種多様なものが福をもたらすめでたい存在とされてきました。吉祥に彩られた品々を通して、新年を華やかに言祝ぎます。 開催期間:令和7年1月1日(水・祝)~2月2日(日) …

収蔵品展「山水画の世界―岡笠山と横井金谷―」(11月30日土曜日から令和7年2月24日月曜日・振替休日まで)栗東歴史民俗博物館
中国で発達した絵画のジャンルである「山水画」は、山や渓谷、水や河川といった自然を題材としつつ、現実の景色を描く風景画の枠に止まることなく、大自然との調和の中に、現実の世界を超越した理想郷を描くものでした。山水をテーマと …