★特集陳列「北村季吟」(5月30日~7月9日まで開催!) 銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)

北村季吟(きたむらきぎん、1624~1705)は、近江国野洲郡北村(現・滋賀県野洲市北)を故郷とし、江戸時代に俳人、歌人、国文学者とし活躍しました。
京都で松永貞徳に師事し、33歳で俳諧宗匠として独立し、松尾芭蕉も季吟から教えをうけた俳人の一人です。また、源氏物語、徒然草、枕草子、万葉集をはじめ数多くの古典文学の注釈書を著し、『源氏物語湖月抄』は代表作で後世に読み継がれています。
季吟は、60歳の時、和歌にゆかりの深い京都の新玉津嶋神社の社司となります。66歳の時、幕府で和歌の指導にあたる初代の歌学方となり、5代将軍徳川綱吉に仕えました。晩年は江戸で過ごし、宝永2年(1705)6月15日、82歳でその生涯を終えました。

野洲市は、季吟ゆかりの地として、顕彰事業に取り組んできました。その契機となったのは、没後250年にあたる昭和30年(1955)で、北村季吟顕彰会が設立され、故郷の北村に句碑が建立されています。

今回は、季吟文庫、新玉津嶋神社資料(寄託品)、館蔵品のなかから、肖像画、俳諧・和歌・書状など自筆の書や、『源氏物語湖月抄』などの古典注釈書を紹介します。

【会  期】 2017年5月30日(土)~7月9日(日)
【会  場】 銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)
【開館時間】 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 月曜日
【入館料】 大人200円 高校・大学生150円 小・中学生100円 
       ※団体(20名以上)は各50円割引 
       ※身障者手帳等所持者とその介助者1名は入館無料 

http://www.city.yasu.lg.jp/soshiki/rekishiminzoku/event/1490072321407.html

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