公開シンポジウム
「地域の文化財と博物館~防災・防犯のための取り組み~」を開催します
滋賀県内の各地に大きな被害をもたらした、平成25年9月の台風18号。野洲市妙光寺の宗泉寺では、土砂災害による被災の可能性が高まったため、重要文化財の仏像5躯を野洲市歴史民俗博物館に避難させる措置がとられました。このことは、博物館が文化財の被害を未然に防ぐ役割を果たした事例として、全国的にも注目を集めました。
このシンポジウムでは、宗泉寺の仏像の避難に関する話題を中心としつつ、地域の文化財の防災や防犯のために博物館が担うべき役割や、期待される役割について考えます。
どなたでもご参加いただけますので、興味のある方は是非ご参加ください。
日時:平成28年2月13日(土曜日) 13:30~16:15(13:00受付開始)
会場:野洲市歴史民俗博物館 研修室(野洲市辻町57番地の1 Tel.077-587-4410)
定員:100名(当日先着順)
参加費:無料
問い合わせ先:滋賀県博物館協議会事務局 担当:芳賀 裕樹
〒525-0001 草津市下物町1091番地 滋賀県立琵琶湖博物館内
Tel.077-568-4811 Fax.077-568-4850 E-mail.kenhaku@lbm.go.jp
プログラム
13:30~13:35 あいさつ・主旨説明
13:35~14:05 「滋賀県における文化財盗難被害と滋賀県教育委員会の取り組みについて」
古川 史隆 さん(滋賀県教育委員会事務局 文化財保護課)
14:05~14:25 「土砂災害に伴う仏像の緊急避難」
行俊 勉 さん(野洲市歴史民俗博物館)
14:25~14:35 休憩
14:35~14:55 「長浜市の防犯対策支援事業について」
秀平 文忠 さん(高月観音の里歴史民俗資料館)
14:55~15:15 「災害に対する町と博物館の対応」
大友 暢 さん(愛荘町立歴史文化博物館)
15:15~15:30 休憩
15:30~16:15 パネルディスカッション