湖北野鳥センター

Kohoku Wild Bird Center

びわ湖の原風景が奏でる、野鳥の楽園

湖畔から鳥たちの暮らしをウォッチング

 長浜市湖北町にある尾上漁港の南、ヨシ原がしげる湖岸一帯は、全国で有数の水鳥生息地として知られている。 ここに、フィールドスコープでバードウォッチングが楽しめる湖北野鳥センターが昭和63年(1988)にオープンした。 その後、この地を含む琵琶湖が「ラムサール条約」の条約湿地となったことを受け、啓発・研究施設として環境庁(現環境省)が琵琶湖水鳥・湿地センターを建設(運営は、当初は湖北町、現在は長浜市に委託)、両センターが入居する三角屋根ログハウス風の3階建ての館が平成9年(1997)5月にオープンした。

 ラムサール条約とは、昭和46年(1971)にイランのカスピ海の湖畔にあるラムサールという町で採択された「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」のこと。 水鳥をはじめ多様な生き物がすむ湿地を守るために、世界各国が協力して環境保全を推進していこうというもので、令和4年6月現在、172ヵ国が加入して2439ヵ所が条約湿地となっている。 平成5年(1993年)、周辺6市15町(当時)にわたる琵琶湖一帯が登録され、全国で一番広い登録湿地となった。 特にセンター周辺は遠浅で水生植物や魚も多く、小さい島もあるので最適の環境。 天然記念物のオオヒシクイやオオワシをはじめセンター周辺で観察された鳥は53科250種類にのぼる。

一押しポイント!
野鳥観察を通して湖北の自然の豊かさや素晴らしさを学べる体験型の観察施設です。
ご案内
所:長浜市湖北町今西
時:9:00~16:30
休:火曜日(祝日の場合は翌日)
¥:大人(高校以上)200円、小中学生100円、幼児無料
TEL:0749-79-1289 FAX:0749-79-8022
P:50台
交:JR北陸本線「河毛駅」からコミュニティバスで約20分/北陸自動車道「長浜IC」から湖岸道路を北へ車で30分、「木之本IC」から南へ約20分 → 交:JR北陸本線「河毛駅」からタクシーで約15分/北陸自動車道「長浜IC」から湖岸道路を北へ車で30分、「木之本IC」から南へ約20分、「小谷城スマートIC」から西へ約15分

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