太古の空気を通じて 滋賀県立大学 片岡駿一

「水辺の歴史と暮らしを感じる湖東・湖南の旅」2014年12月7日(日)

今回のツアーで最も印象に残っていることは銅鐸博物館での勾玉作りです。勾玉の原料の石は繊細でちょっとした力で欠けてしまう程でした。大昔の人々も似たような経験をしていたのだろうかと感じました。そのことに気を付けながら作った勾玉は個性がでていると思いました。同じ勾玉といっても作っている人が違えば、形状も異なるということです。
 私は今回、勾玉作りのような体験型のイベントを設ける事ができてよかったと思います。その地域を象徴する文化的な物を参加者同士で集まって作ることは、親睦を深めるために必要なことであるし、物作りの貴重な体験をすることができると思うからです。
 地域の歴史を見て感じる事が大切なことだと思っていましたが、実際に触れて感じることも大切であると強く感じるツアーだったと思います。今後もツアーを企画する機会があれば、物作り体験を盛り込むことも良いのではないかと思いました。

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