日本と世界を知る湖南・甲賀地域の旅 国際コミュニケーション 潘麗鋭(留学生)

国際コミュニケーション 潘麗鋭(留学生)
参加日:11月15日―博物館コース

2014年11月15日私は甲賀の旅を参加した。この旅を通して、西洋と東洋の美を追求した美術館や戦国時代を支えた忍者の郷がある甲賀と、紅葉が美しい湖南地域巡った。この中で一番深い印象をくれた場所は美術館—MIHO MUSEUM。

MIHO MUSEUMのコレクションは、茶道から始まり、仏教美術、陶磁器、漆工などの日本美術から、やがて世界の古代美術へと発展していった。館内の美術品は素晴らしいと思うが、この美術館で一番好きなのはその建築デザインである。

その日、私たちは初めてこの美術館に来た。一瞬でこの美術館の外見に驚かされた。本館への道の両側は全部桜の木で、その後長いトンネルを通り過ぎる。桜の道とトンネルは全然雰囲気が違う。でもどちらも仙境ほど美しい。このMUSEUMは琵琶湖の南、自然豊かな湖南アルプスの山中に誕生した。だから、この美術館はほとんど自然に囲まれている。この館の学芸員さんから、美術館の設計のテーマは桃源郷と聞いた。道に迷った漁夫が仙境の楽園——桃源郷を見つけ出すという、陶淵明の『桃花源記』に描かれた物語を、信楽の地に実現した。そうして、私たちはようやく美術館本館に着いた。幾何学模様が織りなすガラス屋根から、明るい太陽の光が館内のライムストーンの壁に降り注ぎ、訪れる人々をやさしく包み込んでくれる。とてもいい感じだ。

後は、私たちは学芸員さんと一緒に美術品を鑑賞した。館内にはいろいろな展示室がある。例えば、エジプト展示室や西アジア展示室、南アジア展示室など。その中で、一番好きなのは南アジア展示室だった。この展示室では中国を経て南伝した仏教について説明していた。ほかにはエジプトの神も興味深かった。

MUSEUMを後にして、次の目的地へと向かった。とても充実した一日だった。

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