特集展示「悠久の時のながれ―湖南の縄文1万年―」(12月10日土曜日から1月29日日曜日まで) 栗東歴史民俗博物館

  縄文時代の始まりは、今から1万5000年ほど前、長く続いた氷河期がおわり、急激な気侯の変化が生じた時代でした。それ以降、温暖化がすすむ中、人々は狩猟・採集を中心とした生活を、今から2千数百年前までの長きにわたり日本列島の各地で繰り広げました。
 世界最古の土器のひとつといわれ、この時代を特徴づける縄文土器や、石や動植物を素材に作られた道具など、遺跡から出土する数々の資料は、当時の人々の暮らしが多様であったことを示しています。
 近江(滋賀県)でも多くの縄文時代の遺跡が発見されていますが、今回の展覧会では、赤野井湾遺跡(守山市)、津田江湖底遺跡・志那湖底遺跡(草津市)、粟津湖底遺跡(大津市)、霊仙寺遺跡・下鈎遺跡・高野遺跡(栗東市)などの湖南地域の遺跡から出土した資料を中心に展示をおこない、縄文時代の人々の暮らしの足跡をみていこうとするものです。

【関連企画】
○展示解説会:1月14日(土曜日)14時から
○記念講演会
・演題
  1. 「湖岸に生きる縄文人-母なる琵琶湖の恩恵-」

  2. 「縄文人のエコロジーとエコノミー-ジョウモン・ニュータウン開発の秘密-」
・日時:1月21日(土曜日)13時から16時30分まで
・会場:栗東歴史民俗博物館 研修室
・講師
  1.小島 孝修 さん
  2.瀬口 眞司 さん
        (いずれも公益財団法人 滋賀県文化財保護協会)
・申込方法:申込不要ですので、直接会場にお越し下さい。
・参加費 :200円(資料代)

http://www.city.ritto.shiga.jp/hakubutsukan/

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