みなでワクワク科学学ぶ 大津市科学館

自慢のプラネタリウムは観覧者数全国2位
 大津市科学館は琵琶湖にかかる近江大橋の近く、展示ホールとプラネタリウム、天文ドームを備えた施設です。1970年に青少年の健全育成と市民の科学的知識普及向上のために「大津市立科学館」として、におの浜に開館。その後、92年に「大津市科学館」として現在の場所に移転しました。それから現在まで、展示ホールに約117万人、プラネタリウムには約87万人が来場され、多くの方から愛され続けてきました。「体験・実験・大発見 みんなでワクワク!わかってナットク!」をテーマにし、一般市民の方や未来を担う子供たちが、科学について楽しく学び、興味関心を高められるようなさまざまな取り組みを行っております。

 当館の最大の特徴はプラネタリウムです。日本プラネタリウム協議会によるプラネタリウム基礎調査2024速報(2023年度の集計)では、小規模館(座席数99席まで)の観覧者数が110施設中全国2位となりました。当館では、土日祝休日を中心に行っている一般投影だけでなく、小学校や中学校が校外学習として学びに来る学習投影、未就園児とその保護者を対象に無料でプラネタリウムを体験していただく「はじめてのプラネタリウム」など、さまざまな形で投影をし、年齢を問わずたくさんの方に楽しんでいただいております。

 当館の1号機は「MS―10」という光学式プラネタリウムで、1974年~90年に活躍しました。ダンベル型と言われるもので、南北2つの恒星投影球により6500個(6等星まで)の恒星を表示することができました。2号機は「インフィニウムγ」という光学式プラネタリウムで、92年~2011年に活躍しました。1球式の恒星投影球で、8900個(6・5等星まで)の恒星を表示することができました。また、星の位置をより正確に表現し、星空の高速移動が可能となりました。そして3号機は「SUPER MEDIAGLOBE―Ⅱ」というデジタル式プラネタリウムで、12年から現在に至るまで活躍しています。コンピューターによる星空画像を投影し、約11万8000個(12等星まで)の恒星データを持っています。その他多くの銀河や星雲、星団の写真、88個の星座絵も表示することができます。さらに、宇宙から地球を眺めるなどの宇宙シミュレーションといった幅広い表現が可能となりました。

 たくさんの方々に当館のプラネタリウムでの投影をきっかけに、星についての関心をもち、実際の空を見上げ、星の美しさを感じていただけるよう、これからも熱意と誇りを胸に、星空について語り続けたいと思います。

<大津市科学館指導主事・久我真平>

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