秋季特別企画展「文人の行き交う街ー近江商人が紡いだネットワークー」 観峰館

近江商人ゆかりの東近江・近江八幡地域は、江戸時代以降、多くの文人が訪れ、商人の旧家には、貴重な書画作品が伝来しています。特に江戸後期には、「幕末の三筆」の一人である貫名菘翁(ぬきな すうおう)を中心に、小林卓斎(こばやし たくさい)、巌谷一六(いわや いちろく)、野口小蘋(のぐち しょうひん)などの文人たちのネットワークが築かれていた痕跡(こんせき)をたどることができます。
この背景には、文人たちを支える商人たちの活動があり、同地域の文人たちの交流は、彼らが紡いだものともいえます。また商人たちは、家業を通して故郷の寺院に様々な美術作品をもたらし、同地域には、京都などの近隣地域とは異なる文化が育ちました。
この展覧会では、地域の近江商人の末裔たちが大切に守り伝えてきた書画を通して、彼らが紡いだ文人たちの交流をたどります。同地域に伝わる知られざる文化財の数々を通して、この街の魅力を再発見してください!

※展覧会図録も、好評発売中!
装丁;64ページ フルカラー
価格:1,500円 観峰館受付、通信販売にて購入できます!

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