「くいじ」とは、食事のことを表す滋賀の古い言葉です。琵琶湖をぐるりと山々が取り囲んだ湖国、滋賀では、湖・田畑・野山からの恵みをおいしく食べたり、長く保存したりする知恵が受け継がれてきました。滋賀の自然環境や地理的・歴史的背景と深く結びついた食事文化です。
琵琶湖博物館では、この地で受け継がれてきた食にまつわる様々な事柄を地域の人々から学び、記録し、伝える活動を30年にわたり続けてきた滋賀の食事文化研究会との共催で、その活動成果を広く知って頂き、これからの滋賀の食事を皆で考えていくために、本企画展示を開催します。
湖国の食事のいまとこれからをつくるのは、そこに暮らすわたしたち。湖国で育まれてきた食材と、それを生かしきる知恵と技。その豊かさに触れ、生活に取り入れるきっかけとなれば幸いです。
開催期間 2021年(令和3年)7月17日(土)~2021年(令和3年)11月21日(日)
開館時間 10:00~16:30(最終入館16:00まで)
※入館には事前予約が必要です。
開催場所 滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
観覧料金 大人 300円(団体料金:240円)
高・大学生 240円(同:190円)
小・中学生 150円(同:120円)
※団体料金は20名以上からとなります。
※企画展示をご覧になるには、別途、常設展示の観覧券が必要です。
最新の情報は、下記の琵琶湖博物館webサイトをご覧ください。
https://www.biwahaku.jp/